マンションのトラブル

  • 騒音問題はその人により感じ方が異なりますので、非常に難しい問題です。法律的には「受忍限度」を超えているかどうかで判断されます。受忍限度とは、そこまでは我慢することを求められる限界点のことです。当事者同士で話し合いすることが最適の問題解決ですが、第三者(管理会社、管理組合等)立会いの上で、問題解決するのも一つの方法です。

  • 「ゴミは決まりを守って出してください」という貼り紙を掲示板やゴミ置き場に貼り出しましょう。改善されない場合は臨時総会でゴミ問題の現状の説明をしましょう。さらに、分別用のプラボックスの設置、カギの設置、当番制による違反者の管理等を検討してください。

  • ゴミをネットで覆うのが一番効果的だと考えられます。4~6月の子育て時期には警戒心も強まり攻撃的になっていますので、専門の業者に巣の撤去などを依頼することも検討してください。

  • ゴミ置き場にカギ付き扉の設置をすることを推奨します。現在放置されている粗大ゴミは市・区に回収を依頼しましょう。

  • 頻繁に起こるようであれば、ペットに関する禁止事項を掲示板に貼り出しましょう。また、規約解釈上に問題があるとすれば、現状のペット飼育に関する規約変更も検討する必要があります。

  • ペット飼育禁止と規定されている場合は、そのルールを守らなければなりません。禁止されているにも関わらず、犬や猫を飼育することはルール違反であり、共同の利益に反する行為ということになりますのでご注意ください。

  • 外壁は共用部分であり、かつ建物の構造上躯体の一部である外壁に勝手に穴をあけるのは、建物の保存にとって有害な行為にあたります。管理組合として厳重に注意するとともに、原状復帰させた方が良いでしょう。

  • 玄関ドアの前は共用部分になりますので、防犯カメラや個人的なものを取付けることは禁止されています。ただし、管理組合が主体となって共用部分への防犯カメラ等のセキュリティ設備の設置は可能です。

  • 管理組合は日ごろから広報等で不法駐車について注意を呼びかけ、組合員とのコミュニケーションを密にして地道に取り組むことが大切です。
    なお、一般的な対策としては次のようなものが考えられます。

    ・広報等により不法駐車に対する排除の啓発を行う。
    ・規制看板や注意看板を要所に設置する。また、駐車禁止文字やゼブラゾーンを路面に表示する。
    ・フラワーポット等の障害物を置いて、駐車できないようにする。
    ・役員や居住者による夜間・休日の見回りを行い、不法駐車車両のワイパーに警告票を挟んで注意を促し、ナンバーを控えておく。
    ・駐車場不足が原因の場合は増設を検討する。

  • 自転車台帳を作成し、該当する自転車にはシールを貼りましょう。持ち主不明の自転車は処分してください。大人用と子供用を分けて置くと整列しやすくなりオススメです。

  • 住宅専用ならば、住宅以外の用途に使用すべきではありません。専有部分は、所有者が自由に使用するのは当然の権利ですが、塾を開設することによって周りの人に迷惑がかかるようでしたら、その塾の規模、人数、時間帯等や、出入りに際しての話し声や行動等に迷惑行為がないかどうか等を総合的に判断し、受忍限度(我慢の限界)を超えている場合には、共同の利益に反する行為に該当することになります。

  • どのような事故なのかを把握し、整理することが必要です。事故の責任を問われるのは、事故の原因をつくった者になります。
    例えば、マンション敷地内で工事中の業者が危険を予測して事故防止策をとっていなかったために起きた事故の責任はその施工業者にあります。また、敷地内での自動車交通事故などは当事者間の問題となります。
    管理組合が責任を負わなければならないのは、共用部分に事故の発生原因がある場合です。しかし共用部分であっても、バルコニーに置いてあった植木鉢や物干し竿の落下事故などは当事者間の問題となるのが一般的です。

  • 管理会社に管理委託している場合も最終的な責任は管理組合にあります。大事なことは督促することではなく、回収することですので、滞納の原因や実情を正確に把握し、問題点に応じた督促をすることが必要です。特に滞納者本人が行方不明の場合の調査方法としては、居住者名簿に基づく家族等の所在確認や交際のあった住民からの聞き取る他、法務局で不動産登記簿を閲覧し、抵当権の設定条件等から経済的な状況を把握することなどが考えられます。

マンションのリフォーム

  • 専有部分内で居住者の過失により上階から下階へ水漏れ事故が発生した場合は、当事者同士の話し合いにより解決しましょう。しかし、水漏れ箇所が不明の場合は、原因が専有部分にあるのか共用部分にあるのかを調査して特定する必要があります。原因が共用部分にある場合は管理組合の責任において水漏れ箇所の修理をしてください。

  • 共有部のリフォームや大規模修繕の他、マンション室内リフォームもご案内いたします。マンションの構造やマンションごとの管理規約を考慮し、適切なリフォームをスムーズに実施いただくことが可能です。お気軽にご相談ください。

  • 大規模なリフォームを検討している方もお問い合わせください。丁寧にヒアリングを行い、ご案内いたします。全面改装のリノベーションもご案内可能です。

  • 最新のエコ設備からご予算に沿ったものまで取り扱う専門業者をご案内いたします。お気軽にお問い合わせください。

マンションのリフォームはこちら

マンションの売却・賃貸

  • 主なところでは、仲介手数料や抵当権の抹消費用、契約書に貼付するの印紙税などが必要となります。また、売却によって譲渡益が発生するケースでは、所得税等がかかる場合があります。

  • ご案内可能です。ご希望条件を詳しくお伺いし、市場動向を踏まえて、ご案内いたしますので安心してお問い合せください。

  • 所有されているお部屋を貸したい方のご相談も承っております。賃貸人の募集や、賃貸管理などのサポートも行っておりますので、安心してご相談ください。

  • ご案内可能です。マンションの売却までのスケジュール、売却計画をご提案しサポートさせていただきます。まずは何から始めたらよいのか、お金のこと、段取りのことなど、ご相談に乗らせていただきます。

マンションの仲介・売却はこちら